Road to Happiness

京大生による受験生応援ブログです。一人でも多くの方の助けになることができれば幸いです。

英語長文の解き方 PART1

こんにちは!

 

今回は、前回の続きということで、英語長文の解き方についてお話していこうと思います。

 

 

 

皆さん、英語長文にどのような印象を持っていますか?

 

 

「英語は読めるけど内容わからん」

「説明問題とか無理くね?」

「てか時間足りへん」

 

 

英語長文に良い印象を持っている人はおそらく少ないでしょう。

 

 

英語長文が苦手なのは何故でしょう...

 

 

 

多くの人はまずここに行き着きます。

 

 

 

「単語量だ。」

 

 

 

 

単語量が絶望的にできない人はともかく、センターレベルの文章は読める人。

あなたは必要最低限の単語量はあります。

英語長文が読めない理由を単語量に帰するのは早計です。

 

 

英語長文を解く鍵は次の二点だとぼくは思っています。

 

 

・文章の対比を掴む

・単語の本当の意味を掴む

 

 

この二点についてお話していこうと思います。

 

 

 

まず前者、「文章の対比を掴む」についてです。

 

 

入試に出題されている文章の多くには、何らかの対比が存在します。

というか、筆者が自分の意見を主張するのに、対比が不可欠であると言わざるを得ないのかもしれません。

 

例えば、あなたが野球が好きだったとします。

それをいかにプレゼンするか。

 

タイプA

私は野球が好きです。ホームランとかめちゃくちゃ興奮しますよね。

ピッチャーの速い球もかっこいい!

 

タイプB

私は野球が好きです。ホームランとかめちゃくちゃ興奮しますよね。

確かに、サッカーも良いです。ゴールの瞬間良いですよね。

でも、ずーーっと見続けていないといけないですよね。45分、正直長くない?

一方野球はイニング間ごとに休憩できるんです!それに、ピッチャーの速い球もかっこいい!

 

 

タイプAとタイプB、どちらが説得力ありますか?

 

 

タイプBですよね。

類似したものの欠点を出すと、自ずと自分の主張に同感してもらえるようになります。

 

英語長文ではこの手法が大いに用いられています。

 

 

タイプBで赤字にした、確かに(Of course)+でも(But) のコンボは鉄板です。

 

英語長文には、俗に言うディスコースマーカーがふんだんに用いられています。

ですから、そういったものを利用しながら、文章の対比を読み取っていくのです。

 

この力が養われれば、英語長文が「筆者の主張」「その反対の主張」の部分しか存在しないと気づきます。

 

 

筆者の主張さえ見抜ければ、英語長文など簡易版現代文です。

賢い小学生でも解けるかもしれません。

 

 

説明問題が苦手な方。

本当は英語が読めていないだけなのではないですか?

 

試しに日本語訳で問題を解いてみてください。

 

 

簡単でしょ?

 

ということは、英語が読めていないだけなのです。

 

あなたは、説明問題ができないのではなく、英語ができない!

 

 

 

すごく長くなってしまいました。

後者の、単語の本当の意味を掴む の話は次回にします。

 

 

 

ここまで読んで下さり有り難うございました。